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 今日は一尺八寸山に登ってきた。googlemapを見ていておもしろい山を見つけたので、ネットで調べてみると、なんと難読山名の日本一になった事がある山らしい。
 さっそく大石峠を目指してバイクを走らせた。日田までの386を気持ち良く走っていると、途中対向車が目の前を右折しようとし、急ブレーキを踏んでヒヤリとした。
相手の運転手は頭を下げてすまないと言う感じで手を挙げていた。バイクの事故は命がかかっている。 それから先は更に速度を落とし、安全運転で目的地へと向かった。
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9:14 登山口近くの道路の脇が膨らんだ場所に到着。バイクを停め、準備に取り掛かった。もちろん、他に車はなかった。






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9;26 準備完了して登山口へと向かった。
 椎茸の栽培地横の薄暗い入口だった。






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椎茸の栽培地を抜けると、辺りは明るくなり、案内板がきちんと設置してあった。






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登山道が少しわかりにくくなってきたので、目印のテープに注意しながら進んで行った。







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一度林道に出た。下の方を見ると、植林の伐採作業をしてあるのが見えた。
そこを更に進むと、道を鋭角に左に曲る分岐点に、案内表示板が設置してあった。




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その先に、あと10分の表示があった。









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薄暗い杉林の中に入ってきた。
まだ午前中なのにちょっと不気味な感じだ。





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足早杉林を抜けてくると120mの表示があった。








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山頂到着。

杜の鐘。
鐘を3回鳴らして、森の精に願いごとを祈って下さい。と書いてある。
3回鳴らすと、森中に鐘の音が響いた。
メチャ響きの良い鐘だった。


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山頂にはベンチが設置してあった。眺望はなかったが、薄暗い道を抜けてきたので、広くなって、明るい山頂に満足した。
 ここで持ってきたおにぎりを食べ、しばらくゆっくりと休憩した。



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石碑に山名の由来が彫ってあった。

「山名ノ由来」ハ昔代官ガ猟デ射止メタ三頭ノ、イノシシノ尾ヲ足スト、一尺八寸アリ、尾ノ長サカラ、読ハ「ミオ」ト呼ビ伝エラレテイル





登山としては少し物足りない感じだったが、1時間ちょっとのツーリングは快適だった。山頂はとても静かな所で、鐘の音が鳴り響き、その代わりにカッコウの鳴き声が響き渡り返ってきた。不気味な登山道も帰り道には目が慣れていたのか、ごく普通な登山道に思えて、快適に下山できた。